お金にまつわる知識・人生が豊かになる情報でいっぱいの「リベラルアーツ大学」の両学長のYOUTUBEとまたまたまたコラボしました\(^o^)/ ボクが解説した「マリオットボンヴォイアメックス」を動画で完璧にまとめてくださっています。文章読むより動画で気楽にマリオットボンヴォイアメックスのことが知りたいというあなたは、ぜひ見てみてくださいね!\(^o^)/
【2023年6月1日更新】
おはようございます。マスゴミマイラーです。
旅行好き、ホテル好きに必見必須のクレジットカードといえばマリオットボンヴォイアメックス!もはや日本中に知れ渡るほどの有名クレジットカードに成長しました!ボクは生まれ変わる前の「SPGアメックスカード」から数えて10年近くこのカードを利用してきました。そんな「マリオットボンヴォイアメックス」はずばりオススメなのか?オススメではないのか?徹底解説しちゃいます!
結論から言いましょう!
要はボクのようなマリオットのヘビーユーザーには最高のクレジットカード。ですが、今までのように「ただクレジットカードを発行するだけでもうお得!」なんていう甘いクレジットカードではなくなった…そんな印象でしょうか。さあ、マリオットボンヴォイアメックスを徹底解説しますーー\(^o^)/
マリオットボンヴォイアメックスとSPGアメックスを徹底比較!
では、早速ですがマリオットボンヴォイアメックスと、その先代であるSPGアメックスを徹底比較してみましょう! SPGアメックスがいかにお得で最高なカードだったかは「最強カード・SPGアメックスとは?100万円お得になった方法と裏技!マイルとホテルを楽しむ特典メリット大公開! 」の記事にまとめていますので、詳細知りたい方はぜひご覧くださいね!
さあまとめてみましたよ!SPGアメックスと比較して、改善点は赤文字、改悪点は青文字とさせていただきました!こうしてみると、新しくできた「マリオットボンヴォイアメックス」と「マリオットボンヴォイアメックスプレミアム」がいかに絶妙なラインをついてきたかよく分かると思います。
そしてこれも後ほど解説しますが、既存のSPGアメックスユーザーは、そのまま上位カードの「マリオットボンヴォイアメックスプレミアム」に自動移行されます。年会費が34,100円から49,500円に、一気に15,000円UPされるのにも関わらず、自動移行させるところに、新カード「マリオットボンヴォイアメックスプレミアム」の自信が伺えますね。たしかにそのメリットはかなりのもの。
そんなカードのメリットを1つずつ見ていきましょう!そしてこれからマリオットボンヴォイアメックスを発行したいという人も、本当に自分にとって必要かどうかをいっしょにしっかり見極めて行きましょう!
というわけで、それぞれの特徴を、個人的意見を踏まえながら紹介していきます!
①年会費は…プレミアムは妥当、普通カードは改悪!
まずは年会費。もともとSPGアメックスの年会費は税抜き31,000円、税込みで34,100円…これは一見高く感じますが、その得られるメリットを考えれば、破格の安さだったんですよね。のちほど説明しますが、④のカード更新宿泊特典を利用するだけで、その年会費を超えるメリットがありました。他のメリットはその分丸儲けです!笑
なのでマリオットホテルのヘビーユーザーや、マイルを無期限でお得に貯めるためにカードを保有し、カード決済をたくさんしてきたユーザーにとっては、SPGアメックスは発行しないと損なカードになっていたわけです。また、マリオットホテルのライトユーザーや、マイルをそこまで貯めない人にとってもお得なカードではあったのですが、単純に年会費3万円超えのクレジットカードの発行には抵抗がありました。
そこで価格の異なる2枚のカードに分けることで、それぞれのユーザーが満足できるような施策をとってきたわけですね。高い方の「マリオットボンヴォイアメックスプレミアム」は、なんと年会費は49,500円!ですが、ボクのようなマリオットホテルのヘビーユーザーは、これから紹介するいろんな特典で「心の底から安い!」と正直に心の底から思えます!
ただSPGアメックスより安くなった「マリオットボンヴォイアメックス」は、安くなったとはいえ、年会費23,100円。しかも④のカード更新宿泊特典のメリットを大幅に削減してきました。なのでこちらの安い「マリオットボンヴォイアメックス」カードは…言葉を選ばずいえば、現状は持つ価値なし!!\(^o^)/笑 年会費に見合うメリットを見出すのは、相当難易度の高い使い方をしないといけないでしょう。
ということで、ここからは上位カード「マリオットボンヴォイアメックスプレミアム」を中心にご紹介していきますね!
②ポイント還元率&マイル還元率は…改善同様!
SPGアメックスの強烈なメリットがこのポイント還元率。なぜオススメだったかというと、マリオットのホテル宿泊に当てるとしてもお得だった上に、マリオットポイントのマイルへの交換という意味でも、100円につき1.25マイル貯まるという強力なものだったからです!
年会費の高い「マリオットボンヴォイアメックスプレミアム」は、SPGアメックスと同じこの高い還元率を維持してくれました!これは素晴らしい!
なぜなら「【2022年2月日本上陸!?】SPGアメックス廃止でなくなる!?マリオットボンヴォイアメックスとは…完全予想!」のページで予想解説したとおり、アメリカのマリオットボンヴォイアメックスの上位カード「マリオットボンヴォイブリリアントアメックス」は、年会費が450ドルと日本とほぼ同じにも関わらず、還元率は1ドルにつき2ポイント(マイル換算0.83%)と低いものだったからですね。
日本の新カードもこの還元率改悪を覚悟していたんですが、なんと上位カードの「マリオットボンヴォイアメックスプレミアム」は100円につき3ポイント=1.25マイルを維持!これは世界中のマリオットカードの中でも破格の数字!ほんとに素晴らしい結果でした!
③ステータス付与は…一部の人にとって大改善!
こちらも上位カード「マリオットボンヴォイアメックスプレミアム」で、大きな改善が行われましたよ!まずSPGアメックスと同じく、カードを所有しているだけでゴールドエリートが付与されることは代わりありません!
しかも!年間400万円のカード決済(初年度のみ2月24日〜12月31日の期間なので注意!)で、なんと憧れのプラチナエリートがGETできちゃうんです!これはほんとにすごい!
プラチナエリートになると、スイートルームに無料でアップグレードされたり、クラブラウンジが無料で利用できたり、レイトチェックアウトが16時まで可能になったり、ほんとに計り知れないメリットでいっぱいなんですが(「最強カード・SPGアメックスとは?100万円お得になった方法と裏技!マイルとホテルを楽しむ特典メリット大公開! 」の記事を参照)、このプラチナエリートを獲得するには年間50泊もの宿泊が必要で、難易度が超絶ハードなんですよね。
そのステータスをなんと年間400万円のカード決済のみでGETできるのは、ほんとにすごいことなんです!
そう、今やホテルの上級会員は、お金をたくさん支払えばなれてしまう時代なんです。たとえば同じアメックスでも別系列のホテルカード「ヒルトンアメックスプレミアム」は、カード年会費はなんと66,000円でさらに高額ですが、年間200万円のカード決済で、ヒルトンのホテルプログラムで最高ステータス「ダイヤモンド」をGETできます。
飛行機の上級会員も例外ではありません。ANAの上級会員制度も近年改革が行われました。細かい部分は省きますが、ANAの最上級会員ANAダイヤモンド会員のさらに上の位置づけに、「ダイヤモンドプラスモア会員」が登場!これまでの最上級会員ANAダイヤモンドは、飛行機にとにかく乗りまくらないとなれなかったんですが(東京-大阪間を年間最低50往復が目安)、「ダイヤモンドプラスモア会員」はそれに加えて年間600万円のカード決済が必要となりました。
そう、世の中はますます「お金を使ってくれる人」を優遇する時代になってるんですね…悲しい…(T_T)
ただし!それでもマリオットボンヴォイアメックスプレミアムはおすすめできる部類に入ります。なぜなら、さきほどもご紹介したアメリカの「マリオットボンヴォイアメックスブリリアントカード」は、年会費はほぼ同じ450ドルで、プラチナステータスをGETするためには年間750,000ドル=約825万円のカード決済が必要だからです!
アメリカのマリオットボンヴォイアメックスユーザーたちが、半額以下でプラチナステータスが付与される日本のマリオットボンヴォイアメックスプレミアムを羨ましがるのは当然です!日本でもそれくらいの必要決済額の覚悟をしていたわけですから、必要決済額400万円は「これはラッキー!」となっているんですね。
④カード更新宿泊特典は…ここが最重要ポイント!改悪だけど…
ここは明確に改悪されましたね…。SPGアメックスの最大の特典といっても過言ではなかった、50,000ポイントの無料宿泊特典。なぜお得だったかというと、SPGアメックスの年会費34,100円を支払ってカードを更新すれば、1泊6万円以上するような超高級ホテルに宿泊することが日によっては可能だったからです。
ここにメスが入りました。「マリオットボンヴォイアメックスプレミアム」に関しては、同じ50,000ポイントの無料宿泊特典がつきましたが、制限が設けられたんです。その制限とは「年間150万円以上の決済がないと無料宿泊特典が付与されない」というもの。
もうコレに関しては、③の「ステータス付与」と同様、カード決済をどしどし使ってくれるひとを優遇する施策ということでしょう。というか今までがおかしすぎたんですよね!カードを保有しているだけで、カードの年会費以上のホテルに無料で泊まれてきたんですから。
そして今後も「マリオットボンヴォイアメックスプレミアム」の年会費49,500円を支払えば、50,000ポイント分=6万円以上の高級ホテルに泊まれるという意味では、カード発行が無駄になることはないと言えます!ただしこの絶対お得になる特典をGETするために、明確な線が引かれた(=年間最低150万円のカード決済)という意味で、この要素は最重要項目。つまり…
というわけなんです。誤解してほしくないのは、あくまで「絶対損をしない目安」ということ。今後発表されるであろう、紹介入会特典のボーナスポイント次第で、カード年間決済額とは関係なく、お得なカードになる可能性は十分残っています。
⑤宿泊実績付与は…大改善
続いて宿泊実績の付与ですが、こちらは大改善ですね!なんと「マリオットボンヴォイアメックスプレミアム」を所有するだけで、15泊の宿泊実績が付与されます!SPGアメックスのときはわずか5泊だったんで、その差3倍!
この宿泊実績というのはなかなかメリットがわかりにくい特典だとは思うんですが、要はさきほどから何度も登場している上位ステータス「プラチナエリート」になるために必要なものとお考えください!
スイートルームに無料アップグレードされたり、無料でクラブラウンジが利用できる上級会員「プラチナエリート」になるためには、年間50泊のホテル宿泊が必要なのはご説明したとおり。ただこの「マリオットボンヴォイアメックスプレミアム」を所有しているだけで、宿泊実績が15泊付与されるので、50-15=35…つまり年間残り35泊の宿泊でプラチナエリートになれるというわけなんです!
ここのポイントも、④「カード更新宿泊特典」と同じ狙いがあると思われます!つまり、今までのような「SPGアメックスを持っているだけ」でお得をGETしてきたユーザーではなく、実際にマリオットホテルにどんどん泊まってくれるユーザーを優遇したいということですね!
⑥家族カードは…これまでが酷すぎた分 大改善!
続いて家族カードですが、これは新カードになって大改善されましたね。SPGアメックス時代の家族カードは1枚発行するだけで17,050円、しかも特にステータス付与等の特典なし!家族カードは絶対に発行してはいけない「無用の長物」カードになっていました(^_^;)
ですが、マリオットボンヴォイアメックスでは、1枚目は無料に!これで例えば、パートナーの方といっしょにポイントやマイルを効率的に貯めることが簡単にできるようになりました!
そしてそれだけではありません!③で紹介した「スタータス付与」、④で紹介した「カード更新宿泊特典」には最低カード決済額の設定がありましたよね。それぞれ400万円と150万円というカード決済が求められましたが、この決済額は家族カードとの合算が可能に!家族カードの発行で、カード決済ノルマは簡単になるわけです!
⑦プロパティクレジットは…新しいメリットとして登場もまだ未知数
さあ続いて、ここにきて新しいメリットが誕生しました!その名も「プロパティクレジット」。簡単にご説明すると「リッツカールトンまたはセントレジスに2連泊以上宿泊をすると、レストランやスパなどで使える 100米ドルのプロパティクレジットがもらえる」というもの。
ただコレは、期待しすぎるのはよくないかなと思ってます。もっと辛辣に言えば、使えないメリットになる可能性も十分あるかと。
というのも、まず利用可能なのがリッツカールトンとセントレジスという高級ホテルに限られていて、なおかつ連泊以上というのが使いづらい点。そして何より、このプロパティクレジットはどんな宿泊プランでももらえるわけではなく、専用プランから予約しないと付与されない点です。
ということは普通に考えれば、プロパティクレジット付きプランは、通常プランより5,000円くらい高いプランになっていて、その結果付与されるプロパティクレジット100米ドルの半額くらいはお得なのかな…程度に落ち着きそうな予感。どんなプランでも使えるんであれば…もしくはポイント宿泊でも使えるなら激アツだったんですが…。
⑧海外旅行傷害保険…明確に改悪!
まあこれは仕方ないですか…こちらも明確に改悪になりました。海外旅行傷害保険ですが、今までついていた「自動付帯」がなくなってしまいました。
簡単に説明すると、「自動付帯」というのはただこのクレジットカードを所有しているだけで、自動的に海外旅行傷害保険がついてくるというスグレモノ。地味ですが、ほんとに助かるクレジットカード最大級のメリットだと個人的には思っています。
ただコレが「利用付帯」になってしまうと、たとえば海外旅行に行くホテル代や、飛行機代にこのクレジットカードを使用していないと、海外旅行傷害保険がおりないという形になってしまいます。どんな海外旅行でも保険がつく安心感はなくなってしまうんですよね。これは非常に残念…
⑨手荷物宅配サービス…地味に改善!
コレも地味だけど嬉しいサービス!海外旅行からの帰国時に、専用カウンターで「搭乗券」と「アメックスカード」を提示することで、手荷物を1つ自宅まで無料で送ってもらえるサービスはSPGアメックス時代からありました!
この対象の空港が拡充!成田空港、関西国際空港、中部国際空港に加えて、国際線が拡充している羽田空港にも対応!より便利になりました!
⑩注目の大改善!スマートフォンプロテクションサービスが追加
そして最後に結構期待大の新サービスが「マリオットボンヴォイアメックスプレミアム」にのみ追加されました!
その名も「スマートフォンプロテクション」…なんと3万円までなら、スマートフォンの故障や修理にかかる金額を保証するという内容。コレも地味に、いや結構嬉しい特典じゃないですか!
補償範囲:破損、スクリーン画面割れ、火災、水漏れ…1事故1万円
盗難による事故…1事故1.5万円
支払限度:3万円
対象端末:購入から2年以内のスマートフォン
さあ上位10もの特典の改善点、改悪点。メリット・デメリットをまとめました!この10の要素を改めてみていただいて、自分に必要なカードかどうかを判断してみてくださいね。