【2023年9月2日更新】
おはようございます。マスゴミマイラーです。
デルタ航空の特典航空券必要マイルをこちらの記事「驚愕!デルタ航空スカイマイルの特典航空券必要マイル一覧表」にまとめました。ただただ驚きの一言で、もはや笑うしかない状況なのはご理解いただけたかと思います。
では、アメリカが誇る3大航空会社のうちのもう1つ、ユナイテッド航空はどうなのか?
デルタ航空と違ってマイルを使いやすいという評判もあったりしますが…実はユナイテッド航空も、特典航空券必要マイルチャートを完全撤廃。いまや、路線によって必要マイル数が一体いくらなのかは調べてみないとわからないというのが現状です。
そして懸念していたことが起こっているんです!デルタ航空スカイマイルと同じく、ユナイテッド航空マイレージプラスもやはり特典航空券の必要マイル改悪を頻繁に行なってるんですよ!しかも公表されることもなく!\(^o^)/ もう、アメリカの航空会社はどうしようもないですね…せめて公開してほしい。苦笑
ただ、ユナイテッド航空はデルタ航空ほど評判は悪くないのも事実…そんな最新のユナイテッド航空の特典航空券必要マイル数は一体どうなっているのか?せっかくなのでまとめてみることにしました!果たして鬼畜デルタ航空のような状況は起こっているのか?完全保存版です!
目次
- 1 ユナイテッド航空 特典航空券のルール メリット&デメリット一覧
- 2 【2023年8月最新】 ユナイテッド航空マイレージプラス 国際線 特典航空券必要マイル数一覧
- 2.1 ユナイテッド航空 特典航空券 必要マイル数 【1:韓国】
- 2.2 ユナイテッド航空 特典航空券 必要マイル数 【2:北アジア(中国・台湾ほか)】
- 2.3 ユナイテッド航空 特典航空券 必要マイル数 【3:東南アジア(香港、タイ、シンガポール、ベトナム、マレーシア、インドネシアほか)】
- 2.4 ユナイテッド航空 特典航空券 必要マイル数 【4:グアム・サイパン】
- 2.5 ユナイテッド航空 特典航空券 必要マイル数 【5:ハワイ】
- 2.6 ユナイテッド航空 特典航空券 必要マイル数 【6:北米・カナダ】
- 2.7 ユナイテッド航空 特典航空券 必要マイル数 【7:ヨーロッパ】
- 2.8 ユナイテッド航空 特典航空券 必要マイル数 【8:中東+エジプト)】
- 2.9 ユナイテッド航空 特典航空券 必要マイル数 【9:アフリカ北部(モロッコ、チュニジアほか)】
- 2.10 ユナイテッド航空 特典航空券 必要マイル数 【10:アフリカ中央&南部(ケニア、南アフリカ共和国ほか)】
- 2.11 ユナイテッド航空 特典航空券 必要マイル数 【11:オセアニア(オーストラリア・ニュージーランド)】
- 2.12 ユナイテッド航空 特典航空券 必要マイル数 【12:中央アジア(インド・ネパールほか)】
- 2.13 ユナイテッド航空 特典航空券 必要マイル数 【13:中米・カリブ(メキシコ、キューバ、ドミニカ、パナマ、コスタリカほか】
- 2.14 ユナイテッド航空 特典航空券 必要マイル数 【14:南米北部地域(コロンビア、エクアドル、ペルーほか)】
- 2.15 ユナイテッド航空 特典航空券 必要マイル数 【15:南米南部地域(ブラジル、アルゼンチンほか)】
- 3 【上級者向け】ユナイテッド航空 海外特典航空券の超絶お得裏技 ”エクスカーショニストパーク”とは?
- 4 ユナイテッド航空 日本国内線(ANA) 特典航空券必要マイル数 & お得な裏技
- 5 ユナイテッド航空を使った特典航空券のお得!おすすめ!路線は?
- 6 ユナイテッド航空マイルの貯め方は? 〜まとめ〜
ユナイテッド航空 特典航空券のルール メリット&デメリット一覧
では、ユナイテッド航空特典航空券の必要マイル数を見る前に、まずはルールをしっかりと学んでおきましょう。ここ、ものすごく大切です!
1) 燃油サーチャージ無料
2) 発券可能日は335日前から
3) 誰にでも譲渡可能
4) ストップオーバーは不可
5) キャンセル無料
6) マイル有効期限なし
7) 20日以内の直前発券の必要マイル数が微増する
ユナイテッド航空 特典航空券のメリット
ユナイテッド航空の特典航空券のルールですが、基本的には ”いいことづくめ” です!まずはメリットですが、大きいのはサーチャージ(要は燃料代ですね)が基本無料!JALやANAなどの日系航空会社は、特典航空券のサーチャージが非常に高いのが有名ですが、これが全額無料になります。これだけでもメリット絶大です!ANAは2023年7月で、欧州・北米・オセアニア路線のサーチャージが片道29,000円…これでも安くなったほうですからね。家族4人で10万円が、ユナイテッド航空なら無料になると考えるとこの差は大きいです。
またなんとマイルに有効期限がない上に、特典航空券のキャンセル無料!これも大きい!デルタ航空含め、米系航空会社はコロナ禍以降、マイレージの有効期限をなくしました。ゆっくりとマイルを貯めることができますからね。ちなみにANAは1人につき3,000マイルがかかります。
ユナイテッド航空 特典航空券のデメリット
デメリットはなんといっても発券可能日の遅さでしょう。マイラーじゃない方からすれば、335日も先の特典航空券を取れるなら十分じゃないかと思われる方もいるかもしれませんが、問題はそこではありません。ユナイテッド航空のな335日前から発券可能というルールは、ANAの355日前よりも20日間も遅いのが問題なんです。なぜなら、同じスターアライアンスのANA便をユナイテッド航空の特典航空券で押さえようと思っても、すでに20日も前に発券可能なANAの特典航空券で枠がいっぱい…なんてことが起こるわけです。これではユナイテッド航空のマイルは使いものになりません。
もちろんユナイテッド航空に開放されている枠数と、ANAに開放されている枠数には違いがあるんですが、ANA便にかんしては当然自社であるANAに一番特典枠が開放されているわけで…つまりユナイテッド航空のマイルを使って、ANA便に乗ることはかなり難しい…ということになります。
ですが、このデメリットを埋めて余りあるメリットが、ユナイテッド航空マイレージプラスには存在しますから、十分メリットがたくさんある航空会社だと思いますし安心してくださいね!
【2023年8月最新】 ユナイテッド航空マイレージプラス 国際線 特典航空券必要マイル数一覧
ということで、ゾーン別に必要マイル数を公開していきます!ただし、このユナイテッド航空のゾーンわけが非常に多い!そして癖が強い!公式によると、下記の17地域に分かれています。
北米、ハワイ、メキシコ、カリブ、中米、北部南米、南部南米、
欧州、中東、北部アフリカ、中央&南アフリカ、北アジア、中央アジア
南アジア、日本、オセアニア、オーストラリア&ニュージーランド
ただ調べていくと、必要マイル数はこのとおりにきっちり分かれているわけではありません!なので当ホームページ独自で分けた上で、各ゾーンごとに必要マイルを出しました!
ユナイテッド航空 特典航空券 必要マイル数
【1:韓国】
【1:韓国】(片道) | |||
エコノミークラス | ビジネスクラス | ||
ユナイテッド航空 | 8,800マイル〜 18,000マイル | 33,000マイル 〜34,500マイル | |
ANA | ローシーズン | 6,000マイル | 12,500マイル |
レギュラー | 7,500マイル | 15,000マイル | |
ハイシーズン | 9,000マイル | 16,500マイル |
主な航空会社:ANA、アシアナ航空
まずは韓国路線ですが、いきなりユナイテッド航空…いいところなしですね(^_^;) エコノミークラス8,800マイルは悪くはないですが、そこ以外はもう全くもってお得感はないです!同じANA便でソウル行きに乗ったとしても、例えばビジネスクラスならユナイテッド航空はANAの2倍以上マイルが必要な計算になります。この路線でユナイテッド航空の特典航空券は使わないでおきましょう!
なんならあの鬼畜・デルタ航空の必要マイル数のほうが圧倒的に少なく完勝です!
実はユナイテッド航空のマイルには独自ルールがいろいろあるんですが、なかでも距離で必要マイル数が変わるというのが特徴です。なので実はこの韓国路線も「東京-ソウル」「関空-ソウル」などは最低8,800マイルから特典航空券が見つかるんですが、問題は「新千歳-ソウル」。こちらは距離が800マイルを超えるということで、最低でも16,500マイルが必要になります。厳密に分けるとキリがないですし、ちょっとややこしいルールですが…一応覚えておきましょう。このあと紹介する、日本国内線の必要マイル数にも、この800マイルルールが出ますので頭に入れておいてくださいね!
ユナイテッド航空 特典航空券 必要マイル数
【2:北アジア(中国・台湾ほか)】
【2:北アジア】(片道) | |||
エコノミークラス | ビジネスクラス | ||
ユナイテッド航空 | 16,500マイル〜 18,000マイル | 27,500マイル 〜34,500マイル | |
ANA | ローシーズン | 8,500マイル | 17,500マイル |
レギュラー | 10,000マイル | 20,000マイル | |
ハイシーズン | 11,500マイル | 22,500マイル |
主な航空会社:ANA、アシアナ航空、エバー航空、中国国際航空
続いては、中国・台湾…ユナイテッド航空では「北アジア」という位置づけです。マイル数で気になるところは、エコノミークラスの最低必要マイル数が、韓国路線と比べると2倍になっていますね。ただしビジネスクラスは韓国路線とほぼ変わりません。そういう意味では、たとえば台湾へのビジネスクラスなんかはややお得な路線と言っていいかもしれません。
またANAと比べると、特典航空券の必要マイル数は1.5倍以上になっていますが、ユナイテッド航空のほうが予約は取りやすいです。後述しますが、マリオットアメックスをお持ちの方は、マリオットポイントをマイルに交換するならユナイテッド航空の方が交換レートはいいですし、そういう意味でも実用的な路線と言えるでしょう!
ユナイテッド航空 特典航空券 必要マイル数
【3:東南アジア(香港、タイ、シンガポール、ベトナム、マレーシア、インドネシアほか)】
【3:東南アジア】(片道) | |||
エコノミークラス | ビジネスクラス | ||
ユナイテッド航空 | 22,000マイル〜 24,000マイル | 49,500マイル 〜51,800マイル | |
ANA (東南アジア) | ローシーズン | 15,000マイル | 27,500マイル |
レギュラー | 17,500マイル | 30,000マイル | |
ハイシーズン | 19,000マイル | 31,500マイル | |
ANA (香港) | ローシーズン | 8,500マイル | 17,500マイル |
レギュラー | 10,000マイル | 20,000マイル | |
ハイシーズン | 11,500マイル | 22,500マイル |
主な航空会社:ANA、シンガポール航空、タイ国際航空、アシアナ航空、エバー航空、中国国際航空
続いては東南アジア路線。ユナイテッド航空のゾーン分けでは、ここに香港も入ってきます。必要マイル数でいうと、エコノミークラスに関しては北アジア路線とそれほど大差ないですが、ビジネスクラスはここでグッと増えてきますね。そういう意味では、東南アジアのエコノミークラスはまずまず使えます。
ただ、ボクは特典航空券に関しては基本的にビジネスクラス発券をおすすめしています。マイル単価(実際の航空券代÷マイル数)という意味でお得だからです。ただ正直、ユナイテッド航空マイレージプラスは、この東南アジア路線ビジネスクラスにお得感は見い出せないですね。デルタ航空スカイマイルならビジネスクラスで35,000〜45,000マイルで行けますから。
ユナイテッド航空 特典航空券 必要マイル数
【4:グアム・サイパン】
【4:グアム・サイパン】(片道) | |||
エコノミークラス | ビジネスクラス | ||
ユナイテッド航空 | 19,700マイル〜 30,000マイル | 35,000マイル 〜52,600マイル | |
ANA | ローシーズン | 8,500マイル | 17,500マイル |
レギュラー | 10,000マイル | 20,000マイル | |
ハイシーズン | 11,500マイル | 21,500マイル |
主な航空会社:ユナイテッド航空、ANA、アシアナ航空、エバー航空、中国国際航空
続いてグアム・サイパン路線ですが、ここはユナイテッド航空愛好者にとってはかなり重要な路線になります。なぜなら「成田-グアム」「関空-グアム」は、ユナイテッド航空が自社便を飛ばしていて、なおかつ便数でかなりのアドバンテージを持っているからです!
必要マイル数という意味では決してお得なわけではないですが、ANAやデルタ航空のマイルではおさえにくいグアム行き特典航空券を、ユナイテッド航空マイレージプラスなら簡単に予約可能という日が多数存在します。お盆、正月などの繁忙期も融通がききます。そういう意味で、ユナイテッド航空のマイルを貯めるなら、最初に狙いたい路線と言っていいと思います!
ユナイテッド航空 特典航空券 必要マイル数
【5:ハワイ】
【5:ハワイ】(片道) | |||
エコノミークラス | ビジネスクラス | ||
ユナイテッド航空 | 47,500マイル〜 67,500マイル | 90,400マイル 〜113,000マイル | |
ANA | ローシーズン | 17,500マイル | 30,000マイル |
レギュラー | 20,000マイル | 32,500マイル | |
ハイシーズン | 21,500マイル | 34,000マイル |
主な航空会社:ユナイテッド航空、ANA、アシアナ航空
さあいよいよやってきました、みんな大好きハワイ路線!正直ココが一番知りたいですよね!分かってますよー!笑 ということで結論を先に言います!
確かに必要マイル数はANAの3倍もかかります。これを聞くと躊躇するかもしれませんが、予約できないマイルほど意味のないものはありません。1年後の予定を決められる方ならいいですが、そうでないならANA特典航空券のハワイ行き予約はかなり苦労しますからね。必要マイル数が3倍なら許容範囲かと思います!
ただ中途半端な立ち位置でもあるので、評価しづらいのも事実。エコノミークラスでいうと、デルタ航空なら片道20,000マイルのお得チケットがありますから、ユナイテッド航空はそこまでお得ではないです。ビジネスクラスに関して言うと、デルタ航空の半分程度のマイルで済みますが、ANAより3倍ものマイルが必要です。でもANAのハワイ路線特典航空券はそもそも予約自体が困難…やっぱり評価が難しい!苦笑
上記3つの航空会社とJALも加えた4社のハワイ行き特典航空券を比較してみるならば…
予約超絶困難で355日前予約必至。ただしビジネスクラスは予約できればマイル数は少なくシートも最高で言うことなし!エコノミークラスはサーチャージ高いと割高か…その分予約はまだしやすい
予約はできるけど、エコノミークラス・ビジネスクラスともに必要マイル変動性で、必要マイル数多く、損な日多し。しかもサーチャージもかかると厳しい印象
エコノミークラスの20,000マイル&サーチャージ無料はお得!このマイル数で予約できれば言うことなし。ただビジネスクラスは必要マイル膨大で無用の長物
予約の取りやすさ、必要マイル数、座席クラス、すべてにおいて中間の位置。デルタと同じくサーチャージがかからないのはメリットで、まずまずオススメ…結論ビジネスもエコノミーも悪くはない!
ハワイ行きは要注意!特にグアム経由!
そんな悪くないユナイテッド航空のハワイ路線…ちょっとした注意が2つあります。まず1つ目、ビジネスクラスの直行便の空席を探すことはやはりそれなりに厳しいこと。ANAは355日前の開放と同時に完全に枯れ果てるビジネスクラスですが、ユナイテッド航空も決して甘くはないです。どうしてもビジネスクラス…という方は、ユナイテッド航空の特典航空券が開放される335日前から狙う方がいいでしょう。
そして2つ目の注意点。こちらが特に注意!ハワイ路線を検索すると、検索結果にはビジネスクラスも含めて結構空席は出てくるんです。ですが…それ、グアム経由になってませんか?そうなんです、ホノルルに向かうのにグアム経由便しか取れない日が結構ヒットするんですよね…これがなかなか曲者なんです。具体的なフライトスケジュールを見てみると…
17:25成田 – グアム22:10
翌6:55グアム – ホノルル18:15
14:25ホノルル – グアム翌18:10
翌翌12:30グアム – 成田 翌翌15:25
往復ともにグアムで1泊しなくてはいけません。その分のホテル代も当然余分にかかります。
そして往路はグアムで1泊しても、出発同日夕方にホノルルに到着できるスケジュールなんですが、復路はなんとグアムに到着するのが翌日、そして成田に到着するのが翌翌日…なんと2日間もかかってしまいます。それぞれの経由を含めた移動時間もおよそ20時間となかなかです。日程的にももったいないし、子連れなんかだとグッタリすること必至。
ユナイテッド航空 特典航空券 必要マイル数
【6:北米・カナダ】
【6:北米・カナダ】(片道) | |||
エコノミークラス | ビジネスクラス | ||
ユナイテッド航空 | 35,200マイル〜 102,500マイル | 110,000マイル 〜303,000マイル | |
ANA | ローシーズン | 20,000マイル | 37,500マイル |
レギュラー | 25,000マイル | 42,500マイル | |
ハイシーズン | 27,500マイル | 45,000マイル |
主な航空会社:ユナイテッド航空、エアカナダ、ANA、アシアナ航空
続いて北米・カナダ路線ですね。デルタ航空では「乗ってはいけない」鬼門路線の1つですが、ユナイテッド航空ではどうなのか? 結論を言えば…デルタ航空と同じく、基本は乗るべきではない路線だと思います!
ただしエコノミークラスで、3万台〜4万台のマイル数で特典航空券が取れる場合は、検討の価値はあるかと思います。それ以外は…やっぱりスルーかなと。このあたりもデルタ航空と似てますね。まあでも繰り返しますが、特典航空券の醍醐味は、有償ではなかなか取れないビジネスクラスにあると考えているので…やっぱりボク個人としては、使いづらいという結論になります。
ユナイテッド航空 特典航空券 必要マイル数
【7:ヨーロッパ】
【7:ヨーロッパ】(片道) | |||
エコノミークラス | ビジネスクラス | ||
ユナイテッド航空 | 45,000マイル〜 54,000マイル | 75,000マイル 〜91,300マイル | |
ANA | ローシーズン | 22,500マイル | 40,000マイル |
レギュラー | 27,500マイル | 45,000マイル | |
ハイシーズン | 30,000マイル | 47,500マイル |
主な航空会社:ANA、ルフトハンザ航空、スイス航空、ターキッシュエア、スカンジナビア航空、オーストリア航空、LOTポーランド航空、シンガポール航空、タイ国際航空、アシアナ航空、エバー航空、中国国際航空
続いては、こちらもみんな大好きヨーロッパ路線です!デルタ航空では特典航空券の使い道としては悪くないヨーロッパですが、ユナイテッド航空も同じような評価です。悪くない!
エコノミークラスとビジネスクラスの差額を考えれば、間違いなくオススメはビジネスクラス。ANA運行便はなかなか取れないですが、ルフトハンザ航空、スイス航空を中心に、ビジネスクラスの座席も超繁忙期を除けば、まずまず普通に予約できます!
しかもデルタ航空に比べるとユナイテッド航空は、経由便の提案がものすごく豊富!タイ国際航空のバンコク経由、アシアナ航空のソウル経由はもちろん、ターキッシュエアのイスタンブール経由やオーストリア航空のウィーン経由、LOTポーランド航空のワルシャワ経由など、ビジネスクラスを満喫すべくたくさんの航空会社を選べるのも楽しいです!
このあたりもマイラー、飛行機好きにユナイテッド航空マイレージプラスが愛される理由なんでしょうね。いろんな飛行機に乗りたい!いろんな空港ラウンジも楽しみたい!そんな変態には楽しい航空会社です。笑
ユナイテッド航空 特典航空券 必要マイル数
【8:中東+エジプト)】
【8:中東+エジプト】(片道) | |||
エコノミークラス | ビジネスクラス | ||
ユナイテッド航空 | 40,000マイル〜 48,000マイル | 65,000マイル 〜74,800マイル | |
ANA | レギュラー | 35,000マイル | 55,000マイル |
主な航空会社:ANA、エジプト航空、ルフトハンザ航空、スイス航空、ターキッシュエア、オーストリア航空、スカンジナビア航空、LOTポーランド航空、シンガポール航空、タイ国際航空、アシアナ航空、エバー航空、中国国際航空
さあ、ここからがユナイテッド航空のスイートスポット的路線が続きますよー!
まずは中東路線です!ユナイテッド航空の中東路線の面白いところは、距離的に中東にほど近いエジプトがここに組み込まれていることです。そして必然的に、他の航空会社ではアフリカ路線として組み込まれているエジプト行きが、ユナイテッド航空では中東路線として少ないマイルで行けるのでお得になってるんです!
わずか6万マイル〜7万マイル台でエジプト・カイロまでビジネスクラスで行けるのは素晴らしいです。ただし注意点が!経由が2回必要など、東京からだと30時間以上かかるような乗継便もザラに出ます。何度もいろんな航空会社のビジネスクラスに乗れるとポジティブに考えられる方なら、こんなに楽しい特典航空券はないですけどね!
ユナイテッド航空 特典航空券 必要マイル数
【9:アフリカ北部(モロッコ、チュニジアほか)】
【9:アフリカ北部】(片道) | |||
エコノミークラス | ビジネスクラス | ||
ユナイテッド航空 | 49,500マイル〜 54,000マイル | 75,000マイル 〜86,300マイル | |
ANA | レギュラー | 35,000マイル | 55,000マイル |
主な航空会社:ANA、エチオピア航空、ルフトハンザ航空、スイス航空、ターキッシュエア、オーストリア航空、スカンジナビア航空、LOTポーランド航空、シンガポール航空、タイ国際航空、アシアナ航空、エバー航空、中国国際航空
ユナイテッド航空 特典航空券 必要マイル数
【10:アフリカ中央&南部(ケニア、南アフリカ共和国ほか)】
【10:アフリカ中央&南部】(片道) | |||
エコノミークラス | ビジネスクラス | ||
ユナイテッド航空 | 55,000マイル〜 67,500マイル | 93,500マイル 〜97,800マイル | |
ANA | レギュラー | 35,000マイル | 55,000マイル |
主な航空会社:ANA、エチオピア航空、ルフトハンザ航空、スイス航空、ターキッシュエア、オーストリア航空、スカンジナビア航空、LOTポーランド航空、シンガポール航空、タイ国際航空、アシアナ航空、エバー航空、中国国際航空
さあ続いてはアフリカ路線!ユナイテッド航空では「北アフリカ」と「中央・南アフリカ」の2つのゾーンが設定されているのですが、まとめてご紹介します。ここもユナイテッド航空オススメ路線の1つですね!
必要マイル数はANAと比べても差は少ないほうですし、なにより最小必要マイル数と最大必要マイル数の幅も狭い。デルタ航空の超スイートスポット・アフリカ路線ビジネスクラスの必要マイル数(70,000〜90,000マイル)と比べても、ほぼ遜色ないです!
そして、そろそろ皆さん気づいてきましたね?そう、ユナイテッド航空は特典航空券を使ってたくさんの航空会社のビジネスクラスを経由しながら楽しむなら最高の会社だということに!アフリカ路線もたくさんのビジネスクラス経由便が出てきます!
余談ですが、ユナイテッド航空の航空券検索システムは非常に優秀なので、いろんな日程で特典枠を探すだけでもものすごく楽しいです。ぜひマイルを貯めて、ワクワクしながら検索しまくりましょう!
ユナイテッド航空 特典航空券 必要マイル数
【11:オセアニア(オーストラリア・ニュージーランド)】
【11:オセアニア】(片道) | |||
エコノミークラス | ビジネスクラス | ||
ユナイテッド航空 | 33,000マイル〜 36,000マイル | 49,500マイル 〜57,500マイル | |
ANA | ローシーズン | 18,500マイル | 32,500マイル |
レギュラー | 22,500マイル | 37,500マイル | |
ハイシーズン | 25,000マイル | 40,000マイル |
主な航空会社:ANA、ヴァージンオーストラリア航空、ニュージーランド航空、シンガポール航空、タイ国際航空、アシアナ航空、エバー航空、中国国際航空
そしてオセアニア路線も地味にオススメ路線ですね。ANAと比較してもマイル数はそう多くないですし、十分使える路線になります。
ただこれは正直、机上の空論です(^_^;) というのも、日本とオセアニアを直接結ぶスターアライアンス便は、ANAとニュージーランド航空くらいなもので、この2社の特典航空券…特にビジネスクラスは開放枠も少なくなかなか予約が困難なんです。東南アジア経由なら、タイ国際航空がまだたまに出てきますが、まあ望みは薄いですね。
ただし、2023年6月から、ヴァージンオーストラリア航空が「羽田-ケアンズ」路線を開通しました。ここは狙い目!ヴァージンオーストラリア航空なら少しですがビジネスクラスの空席が出ます!ただし現状はB737MAXという狭い機体…いわゆるナローボディ機での運行で、ビジネスクラスの座席としては正直最低レベル…せっかくビジネスクラスに乗れてもこれでは…うーん。ちなみにエコノミーならかなりの確率で予約できちゃいますよー!
ユナイテッド航空 特典航空券 必要マイル数
【12:中央アジア(インド・ネパールほか)】
【12:中央アジア】(片道) | |||
エコノミークラス | ビジネスクラス | ||
ユナイテッド航空 | 27,500マイル〜 30,000マイル | 60,500マイル 〜63,300マイル | |
ANA | ローシーズン | 15,000マイル | 27,500マイル |
レギュラー | 17,500マイル | 30,000マイル | |
ハイシーズン | 19,000マイル | 31,500マイル |
主な航空会社:ANA、エアインディア、アシアナ航空、エバー航空、中国国際航空、シンガポール航空、タイ国際航空
いよいよ終盤戦…ここからはトントンといきますよー。中央アジア、インド路線ですが、こちらもそんなに使い道はないかなと思います。そもそもデリーやムンバイは、ANAでも取りやすい珍しい路線です。わざわざおよそ2倍のマイルを使ってユナイテッド航空の特典航空券を取る必要はないかなという印象ですね。
ユナイテッド航空 特典航空券 必要マイル数
【13:中米・カリブ(メキシコ、キューバ、ドミニカ、パナマ、コスタリカほか】
【13:中米・カリブ】(片道) | |||
エコノミークラス | ビジネスクラス | ||
ユナイテッド航空 | 37,500マイル〜 87,800マイル | 86,300マイル 〜188,000マイル | |
ANA | ローシーズン | 20,000マイル | 37,500マイル |
レギュラー | 25,000マイル | 42,500マイル | |
ハイシーズン | 27,500マイル | 45,000マイル |
主な航空会社:ANA、ユナイテッド航空、エアカナダ
ユナイテッド航空 特典航空券 必要マイル数
【14:南米北部地域(コロンビア、エクアドル、ペルーほか)】
【14:南米北部地域】(片道) | |||
エコノミークラス | ビジネスクラス | ||
ユナイテッド航空 | 45,000マイル〜 112,500マイル | 93,500マイル 〜188,000マイル | |
ANA | レギュラー | 45,000マイル | 71,500マイル |
主な航空会社:ANA、アビアンカ航空、ユナイテッド航空、エアカナダ
ユナイテッド航空 特典航空券 必要マイル数
【15:南米南部地域(ブラジル、アルゼンチンほか)】
【15:南米南部地域】(片道) | |||
エコノミークラス | ビジネスクラス | ||
ユナイテッド航空 | 60,500マイル〜 112,300マイル | 86,300マイル 〜193,000マイル | |
ANA | レギュラー | 45,000マイル | 71,500マイル |
主な航空会社:ANA、アビアンカ航空、ユナイテッド航空、エアカナダ
最後は中米・南米路線を一気に見てみましょう。こちらは勘のいい方ならおわかりでしょう。デルタ航空と同じ理屈です。
ということになります。ただしエコノミークラス、特に南米北部地域に関しては、ANAと同じマイル数で発券できる日もみつかります。ここはお得ですね。ただまあ南米までエコノミークラスはできれば避けたいところですが(^_^;) ですが、エコノミーで南米まで45,000マイルはサーチャージもかからずかなりお得ですので、エコノミー上等!腰爆発上等!という方は、ぜひユナイテッド航空で南米も検討してみてください!
【上級者向け】ユナイテッド航空 海外特典航空券の超絶お得裏技 ”エクスカーショニストパーク”とは?
ということでここまでエリア別にユナイテッド航空の特典航空券必要マイル数を紹介してきました。お得な路線があることもわかっていただけたと思うんですが、実は!他の航空会社にはない超絶お得な特典航空券の発券方法があるんです。それが「エクスカーショニストパーク」!特典航空券を発券すると、無料でもう1つ特典航空券を発券できるという、ありえないほどお得な裏技なんです!
裏技”エクスカーショニストパーク”を使った具体例を紹介
そんな上級者向け裏技、エクスカーショニストパーク。一言で説明すると「往復で特典航空券を発券すれば、もう1つ片道の特典航空券を無料で追加できる」ということになります。一体どういうこと?と思われるかもしれませんが例えば、北米旅行を計画して、ロサンゼルスとニューヨークに観光に行きたいとすれば…
2便目:ロサンゼルス-ニューヨーク(※0マイル)
3便目:ニューヨーク-東京(56,000マイル)
こんな発券を考えますよね。この2便目である「ロサンゼルス-ニューヨーク」便が、エクスカーショニストパークが適用されると0マイルで発券できるんです(すべての便ではなく、枠があまり空いていないと適用されずにマイルが必要になる場合もあるので注意)!
なぜユナイテッド航空はこんなことを可能にしたかというと、ユナイテッド航空の特典航空券はストップオーバーが2016年から不可になったからです。ストップオーバーとは途中降機のことで、要は24時間以上、途中の経由地(上記の例で言えばロサンゼルス)に滞在することを言います。ANAだとストップオーバーは往復どちらかで1回可能なんですが、ユナイテッド航空はこの途中降機が不可に。その救済措置としてうまれたのが「エクスカーショニストパーク」なんですね。
ただこのエクスカーショニストパークにお得な抜け穴が発見されたので、特典航空券マニアたちはエクスカーショニストパークを使った裏技を駆使するようになったんです。その裏技を使った発券内容とは、例えば…
2便目:サンフランシスコ-ニューヨーク-マイアミ(※0マイル)
3便目:沖縄-伊丹(5,500マイル)
こんなことが可能なんです!つまり、沖縄旅行の特典航空券を発券すれば、無料でアメリカを横断縦断するような航空券を無料でつけることができるという裏技!もはやストップオーバーの救済措置でもなんでもなく、同一エリアの出発&帰着であれば全く異なる地域の長距離路線ですら0マイルで発券できるというある種バグを利用したわけですね!
2便目:ホノルル-コナ(※0マイル)
3便目:沖縄-伊丹(5,500マイル)
例えばこんなケース。ANAの特典航空券でハワイ・ホノルル便がとれたけど、できればホノルルだけでなくハワイ島のコナにも遊びにいきたい!そんなときに困るのがホノルル-コナ路線。ANAの所属するスターアライアンス便にはこのホノルル-コナ路線はないため、どうしても有償での発券になってしまいます。
このホノルル-コナ路線を無料で手に入れたい!そういえば、今度沖縄旅行に行く予定もあったな。よし、この沖縄旅行の飛行機をユナイテッド航空でおさえれば、エクスカーショニストパークを使ってホノルル-コナ路線も無料GETできる!こんな使い方ができると、このエクスカーショニストパークはとんでもない威力を発揮するわけです!
これだけは抑えておこう!裏技”エクスカーショニスト”のルール
ということで使いこなせばとにかくお得なエクスカーショニストパーク。いろいろとルールがあるのですが、その中でも重要な3つだけを書いておきます。これだけは頭に入れておきましょう!
①出発地と帰着地は同一エリア
②無料区間の出発地と帰着地も同一エリア(※①とは関係のないエリアでも発券可)
③無料区間は基本1つ目のフライトのみ0マイルに
①のルールは、つまりさきほどのハワイの例でいうと、往路が「伊丹-沖縄」、帰路が「沖縄-ソウル」だとするとエクスカーショニストパークは適用不可になってしまうということです。日本とソウルは別エリアですからね。
②のルールがこのエクスカーショニストパークの大きな抜け穴。乗り継ぎとは全く関係のない他のエリアの長距離路線を0マイルで発券できるのがお得なんですね!
③のルールについては実は曖昧です。ルール上は1つ目のフライトのみ0マイルとなっているんですが、例えば上記の例の「サンフランシスコ-ニューヨーク-マイアミ」でいうと、ニューヨーク-マイアミも0マイルで見つかることが普通にあります。このあたりは実際にいろんなパターンを試してみましょう!
ユナイテッド航空 日本国内線(ANA) 特典航空券必要マイル数 & お得な裏技
さあ国際線に続いては、日本の国内線特典航空券の必要マイル数です。え、ユナイテッド航空で国内線ってどういうこと?と思われるかもしれませんが、ユナイテッド航空とANAは同じ「スターアライアンス」。なのでユナイテッド航空のマイルを使って、ANAの国内線特典航空券を発券することが可能なんです!
しかもこのユナイテッド航空を使った国内線特典が非常に奥が深く、面白いのです!そしてお得!早速まずは必要マイル数から見ていきましょう!
ユナイテッド航空 国内線必要マイルチャート
【日本 国内線】(片道) | ||||
ユナイテッド航空 (移動距離) | 〜800マイル | 801マイル〜 | ||
21日以降搭乗 | 5,500マイル | 8,800マイル | ||
20日以内搭乗 | 6,000マイル | 9,600マイル | ||
ANA (移動距離) | 〜300マイル | 〜800マイル | 〜1,000マイル | 1001マイル〜 |
ローシーズン | 5,000マイル | 6,000マイル | 7,000マイル | 8,500マイル |
レギュラー | 6,000マイル | 7,500マイル | 9,000マイル | 10,000マイル |
ハイシーズン | 7,500マイル | 9,000マイル | 10,500マイル | 11,500マイル |
ということで、まずは必要なマイル数一覧なんですが、少々わかりにくいかと思います。実は日本国内線の特典航空券は、ユナイテッド航空・ANAともに、移動距離・地点間距離によって必要マイル数が前後します。そしてほとんどの路線で、ANAよりユナイテッド航空の方が必要マイル数は少ないです!いいですね!
内容的にはユナイテッド航空の方が単純で、分岐点は800マイル。移動距離が800マイル以下なら、5,500マイル、801マイル以上なら8,800マイルが必要です。また実は搭乗日が20日以内になると必要マイル数がおよそ1割多くなるという仕様になっています。これは実は、国際線も同様で、説明がややこしくなるかと思い省略しましたが、ユナイテッド航空は20日以内の直前発券は割高という特徴があることを覚えておきましょう!
で、話を戻しまして分岐点である距離800マイル…というのがいまいちピンとこないかと思います。ただ実は日本国内の移動はほとんどが800マイルでおさまるんです。そこで801マイル以上の路線がどれだけあるのか…具体的に羽田と伊丹を拠点に801マイル以上の路線をあげておきます!
▼羽田発着…沖縄・宮古・石垣
▼大阪発着…石垣・宮古
路線としては非常に少ないですね!要は、沖縄路線のみ必要マイル数が増加することを頭の片隅に入れておきましょう(大阪からは石垣・宮古の離島路線のみ)。 一応、301〜800マイル区間以外の具体的路線を上げておきますね。
国内線 0〜300マイル区間 路線 | |
東京 | 秋田、庄内、仙台、新潟、八丈島、富山、小松、能登、名古屋、大阪 |
大阪 | 萩石見、松山、高知、福岡、大分、熊本、宮崎 |
名古屋 | 新潟、松山 |
札幌 | 利尻、稚内、女満別、根室中標津、オホーツク紋別、釧路、函館、青森、秋田 |
仙台 | 小松 |
福岡 | 対馬、五島福江、宮崎 |
長崎 | 壱岐、五島福江、対馬 |
沖縄 | 宮古、石垣 |
国内線 801〜1,000マイル区間 路線 | |
東京 | 沖縄 |
大阪 | 石垣、宮古 |
静岡 | 沖縄 |
名古屋 | 沖縄、宮古 |
札幌 | 福岡 |
国内線 1,000〜2,000マイル区間 路線 | |
東京 | 石垣、宮古 |
名古屋 | 石垣 |
札幌 | 沖縄 |
沖縄 | 仙台、新潟 |
なぜユナイテッド航空の日本国内線特典航空券はお得なのか?
ということで、ユナイテッド航空を使った日本国内線特典航空券の必要マイル数はご理解いただけたかと思います。どの路線をとってみても、基本的にはANAよりユナイテッド航空の方がお得でした。ただ、ユナイテッド航空の日本国内線特典航空券には、他にもANAの特典航空券よりもお得で有利な点がいくつもあるんです!国際線とかぶる部分も多いですが、まとめてみました!
1) 必要マイル数が基本少ない
2) 発券可能日は335日前から
3) 誰にでも譲渡可能
4) キャンセル無料
5) 空席があれば前の便に繰り上げが可能
6) マイル有効期限なし
7) 裏技!乗り継ぎのお得発券
必要マイル数が少ないことはすでに説明したとおりですが、次に大きなメリットが発券可能期間。国際線では335日前発券がデメリットだったのにも関わらず、国内線ではメリットに変わるんです!ここポイント!!
ANA国内線特典航空券は、国際線と違って年に2回の一斉販売となっています。発売開始と同時に人気の日付は埋まるなど、争奪戦は加熱しますし、非常に不便です。
1月下旬…夏ダイヤ(3月〜10月分)
8月下旬…冬ダイヤ(10月〜3月分)
ですが、ユナイテッド航空のマイルを使った日本国内線特典航空券は、ユナイテッド航空にとっての国際線扱いなので、他の国際線同様335日前から発券可能なんです。つまり、ユナイテッド航空のマイルなら、ANAマイルを貯めている人よりも早く国内線の特典航空券をおさえることができちゃうんです!国際線との逆転現象ですね!もちろんANAもすべての枠を開放しているわけではないのでそのあたりは注意が必要です。
また、ユナイテッド航空の日本国内特典航空券は、国際線と同じ仕様なので、誰にでも譲渡可能でキャンセル料は無料というのも大きいですね!ANAの場合はキャンセル1つにき3,000マイル必要ですから、この差は大きいです!
しかも!なんとこれもあまり知られていない大きなメリットなんですが、空席さえあれば特典航空券であっても当日、前の便に繰り上げが可能なんです!ANAの特典航空券は搭乗96時間以内の変更は不可(JALは一切不可!)ですが、ユナイテッド航空の場合はOK!
また改めてではありますが、ユナイテッド航空はマイルの有効期限が無期限という点でも大きなメリットがありますね!ANAのマイルは有効期限が3年ですので、特典航空券は基本国内線でしか使わないという方にとって、ユナイテッド航空の方が圧倒的にメリットが多くオススメということになります!
ユナイテッド航空 日本国内線の裏技!乗り継ぎを利用したお得発券(※改悪で無理かも…9月2日追記)
残念ながらこちらの国内線1泊乗り継ぎ裏技ですが…2023年8月末あたりから検索でひっかからなくなりました(T_T)。おそらくユナイテッド航空が、こちらで紹介している日をまたぐ日本国内線の特典航空券に関しては利用不可にした可能性が高いです…残念。ですが、マイル・特典航空券業界は改悪がつきもの。毎日が改悪との戦いと言っても過言ではないです。お得な情報を知ったらどんどん実行するのが鉄則ですので、肝に銘じておきましょう!
さあ、ということでここからが真骨頂!ユナイテッド航空のマイルを使った国内線特典航空券の裏技をご紹介しましょう!一体どういうものかというと…
ということになります。これ、一体どういうことかというと…ユナイテッド航空では出発地から最終目的地までの距離で必要マイル数が決まるので、日本国内線で最終目的地よりさらに遠い場所を経由地として選択しても何の問題もないんです。
なので例えばですが、伊丹空港発、(沖縄・札幌・石垣島・宮古島などを経由して)羽田行きのような航空券も、5,500マイルで発券することが可能なんですね!しかも、経由地で1泊するような航空券も普通に予約できちゃうんです!たとえば…
13:30関空 – 15:35那覇
翌8:00那覇 – 翌10:25羽田
→沖縄に16時間25分滞在で5,500マイル!
13:55関空 – 15:55札幌
翌9:30札幌 – 翌11:10羽田
→札幌に17時間35分滞在で5,500マイル!
普通に検索しても出てきますが、詳細検索から希望の経由地を検索することも可能なんで、より簡単に見つかります!ユナイテッド航空の検索システムはほんとに優秀なんです!
ユナイテッド航空を使った特典航空券のお得!おすすめ!路線は?
さあということで、様々な路線の必要マイル数をたくさん見ていただきましたが、まとめます!ユナイテッド航空マイレージプラスを使った特典航空券のお得路線、結論としましては…
おすすめ①…日本国内線(※現在利用不可)
おすすめ②…グアム
おすすめ③…エジプト・カイロ
という感じですかね。まとめてしまうと、ちょっと面白みがなくなってしまうんですが、まずはやはり国内線とグアムという現実的な路線がやはり万人には圧倒的にオススメかと。そこにエジプト・カイロのような面白ビジネスクラス発券もいいかなーという印象です!
ユナイテッド航空マイルの貯め方は? 〜まとめ〜
ということで、ユナイテッド航空マイレージプラスの特典航空券、どこで使うべきかがわかったかと思います。あとはそんな便利なユナイテッド航空をどうやって貯めるのかですが…とても簡単!マリオットボンヴォイアメックスを使えば簡単に貯まります!
ユナイテッド航空のマイルは、デルタ航空スカイマイルよりは基本的に必要マイル数が少ない上に、マリオットボンヴォイアメックスを持っていればデルタ航空よりも貯めやすい。そういう意味で、ユナイテッド航空のマイルは、ANAのサブ的に貯めるのは全然ありかと思います!
ユナイテッド航空はもちろん、40以上の航空会社のマイルを貯めるのにオススメ!マリオットボンヴォイアメックス
ということで、もしユナイテッド航空を貯めるなら…マリオットボンヴォイアメックスがお必須カードになります!100円決済につき3マリオットポイントが貯まるのですが、この60,000マリオットポイントは、ユナイテッド航空30,000マイルに交換できます。つまり還元率が常に1.5%とかなりお得!
他にもANAやJALはもちろんのこと、世界中の40の航空会社のマイルに交換することが可能という他に類を見ないクレジットカードなんです。しかも嬉しいのが、マリオットポイントは実質無期限。つまり有効期限を気にせずマイルを貯めることが可能に!
さらに高級ホテルの上級会員になれるなど、海外旅行好きで持っていない人はいないほどのカード!ボクも前身のSPGアメックスを含めて、日常の決済含めてここ何年もメインのクレジットカードにしています! カード詳細は「マリオットボンヴォイアメックスを完全解説!オススメはこんな人!やめるべきはこんな人!」をごらんくださいー
ANAマイル貯めるなら…ANAアメックスゴールド&陸マイラー活動
そして、マイラーとして一番オススメなのは…ユナイテッド航空をサブにして、ANAのマイルを貯めること!ANAのマイルを貯めるなら外せないのがANAアメックスゴールドです!こちらは発行するだけで、一撃数万マイルがもらえる神キャンペーンがあるので、ANAのマイルは貯め始めていきなりマイル長者になれちゃいます!これを逃さない手はない!
詳細は詳細は「ANAアメックスゴールドカード入会キャンペーンで大量マイルGET!陸マイラーを加速させる裏技とは?」を見てみてくださいね。
そしてANAアメックスゴールドを使ってANAマイル長者への道のスタートダッシュを決めたら、今度は日常生活で毎月数万マイルを貯めることも簡単にできちゃうんです!それが「陸マイラー活動」。年間20万マイルは誰でも確実にGETできます!僕自身もANAの保有マイルは100万〜130万マイルあたりを常にキープ。
2022年3月…1,346,411ANAマイル保有
2023年9月…1,219,619ANAマイル保有
使っても使ってもまた貯まるANAマイル…あなたも陸マイラー活動を通じていっしょに貯めましょう!人生変わることを保証します!詳細は「陸マイラーとは?ANAマイル貯め方&やり方を初心者でもできる方法で完全解説!」と「【最強の陸マイラーの始め方】最速でハワイに無料ビジネスクラスで行く方法&ロードマップを完全解説!」に書いてありますのでぜひご一読をー!
コメント
ユナイテッド25年かけて44万マイルためて、改悪ありそうなニュース出たので、ハワイビジネス2人とりましたが、こちらの記事見て他に変えようかと思いました!(ハワイしか思いつかなかった)
助かりました!
あと、デルタのマイルも改悪前に消化しようかと。。
こちら大変参考にしてます!
コメントありがとうございます!25年かけて44万マイル!思い出のつまった貴重なマイルですね!いろんな場所をぜひ妄想してみてください!でもハワイも唯一無二の場所ですし、ハワイビジネスクラスも絶対なしではないと思いますよ!特典航空券を探す時間は楽しいですし、ぜひ当記事をご参考にじっくりご検討くださいー!